チェンソーマンの連載が始まったのは2019年1号の週刊少年ジャンプからである。その日、チェンソーマンを読んだ私には電撃が流れた。
めっちゃ性癖に刺さる。
これは好きにならざるを得ない。
明確にそう意識した。
言語化するとなると難しいのだが、ダークな雰囲気、ちょっと頭のネジの緩そうな主人公、美人だけど怪しげな女性との出会い、殺される時の顔、吐血シーン、漫画の雰囲気にそぐわぬかわいさのポチタと名付けたチェンソーの悪魔、カラーページの不気味なトマトの悪魔の姿、ゾンビの悪魔のおぞましさ、ポチタの死に涙するデンジの顔等など…
とにかく全てにゾクッときた。
がしかし、すぐに熱烈なファンになったかというとそういうわけではない。私は銀魂に操を立てていたのでほかの漫画にうつつを抜かせなかった。そうこうしているうちに漫画の内容を忘れてしまい、いまいち熱狂できなくなっていた。
ところがひと月ちょっとほど前だったか、「マキマさん」がTwitterのトレンドに上がっていた。
関連のツイートを見てみると「マキマさんの性格が悪い」などの内容…。よくよく読めばそんなんおもしろいじゃん!という考察ばかりで一気に読み返したのが現在熱烈にハマっている一端である。
チェンソーマンで好きなところは色々ある。
以下単行本派の方にはネタバレ含む。
マキマさんがめちゃこわいこと。しかしデンジに対しては意外と優しい。もしかするとデンジに対しては「命令です」の力が使えないのかもしれない。だからやりとりだけでいうことを聞かせられるようにしておく必要があるのかも??
デンジが性に対する欲求が強いものの、意外と紳士的な面が見られること(レゼ編で海から上がったときにレゼにシャツ着せてたり)。また成長が見られること。
レゼ編はまるで1本の映画のように美しいこと。
キャラクターの死への恐怖をしっかり感じること。
女性キャラが結構でてくるのに漫画の誇張表現がなく、リアルなエロさしかない。だがエロくない。
他にもいろいろ考察の余地もあっておもしろいとかあるけど…やっぱり雰囲気と絵柄、設定の時点で性癖に刺さりまくりなのでどうしたって好きです。
これからの展開も楽しみに何度でも読み返していこうと思います!!