あらすじ
70歳のベンはある日シニアインターンに応募し、採用された。その会社はジュールズという若い女社長の経営するアパレルウェブ通販サイト。ベンの人との関わり、ジュールズとの関わり、仕事への想いなどが温かい映画。
感想
まずアンハサウェイ(ジュールズ役)が忙しそうにしているのを見るのが好きです(笑)
ベンの紳士的な立ち居振る舞いは見ていて心地いいです。職場にいたらさぞ精神的拠り所になりそう…。
ちょっと身嗜み感が父に似ていてそこも好き。性格はベンの方が数億倍いいですが。
いろんな人との関わりがあって、このベンは人を大事にする人間であることがヒシヒシと伝わってきます。どんな人ともうまく、というよりも魂の触れ合いをするような心の底からのコミュニケーションをとってくれる、そんな気がします。
この映画に出てくる若い社員も面倒がらずにベンに接します。
普通歳の離れた人は接しにくいのですが、ベンの人柄もあってみんな温かい気持ちで接している。年寄り独特な説教くささもない。
年の功を自らひけらかすのではなく、助けが必要なら一緒に考える。その時には年の功を生かしてくれ。というスタンスなんでしょうね。これは素敵。
この映画を観終わったあと、
この先ベンが勤め続けた時、いつかベンは亡くなるが、その時はすべての社員が悲しむだろうな、というのが容易に想像できるというかさせられた。
それほどこのベンは魅力的な人間なのだ。
またみたい。