銀魂との出会いがなかったら…とゾッとする。
私の人生の流れを変えてくれたのは銀魂だった。
高校生になって、何かが変わる気でいたのに何も変わらず、ただ何もない日々が流れていき、通学の駅のホームで線路に引力を感じる毎日。
たまたま帰り道に会った幼なじみになんか面白いことない?と聞いて貸してくれたのが銀魂だった。
あの日から私の人生は変わった。
漫画を読んで初めて声を出して笑った。
初めて心底好きなキャラクターができた。
初めてキャラクターについて、漫画について人と語り合った。
初めて夢小説を読み、書いた。
初めてキャラクターのために痩せようと思った笑。
初めて歴史小説を読んだ。
図書室に通うようになった。
その流れで気になる分野ができてその専攻のある大学へ進学した。大学入学してすぐ、銀魂を話題に友達がすぐにできた。
学んだ分野の就職をした。
大学で出会った人と結婚し、出産した←今ここ
夫となった人は、大学生の時銀魂の録画がしてあることを理由に私を家に誘ってきたこともあった。(私はテレビを持ってなかった)
でも後々聞くと私との話題のために銀魂観てたらしくてそれはそれで腹立たしいのだが…。
銀魂を読んで大切なことをたくさん教わった。
中学生の時の出来事で友達不信気味だったわたしだが、銀魂を読んでいくうちに「友達」でなくてもいいと思えた。ただの縁でも場合によっては次第に大切なものになる可能性もあるのだ。そう思えたから、普通に友達もできた。
人の想いを大切にする銀魂の話が大好きで、ギャグで笑わせてくれて楽しい気持ちにさせてくれる銀魂が大好きで…銀魂がもし終わってしまったら自分はどうなってしまうんだろうと思っていた。
でも連載終了から1年以上経った今もどうにもなっていない。
銀魂のおかげで現実のいろんなところに楽しみを見出せたから。
私にとって銀魂は一生唯一無二の特別な漫画であり続けるだろう。
ありがとう銀魂。ありがとう空知先生。
まだ感謝を表明していなかったので、突然書いてみました(笑)