地域によって差はあれど、憂鬱な天気が続きますね。いや、憂鬱にみえる天気。
梅雨の季節になると、度々ふと思い出す話。
それは銀魂第172訓「ほぼ100%の確率でビニール傘を忘れてくる自分が嫌い」です。
私が万事屋のことが大大大好きになったきっかけの作品です。
話の内容
梅雨の時期、万事屋の3人は梅雨によってストレスが溜まっており、買い物に出かけることに。
出先で神楽が気になったのはカラフルでかわいい傘を持って歩く女の子たち。自分の傘がちょっと悲しくなって、雨が降っているのに傘を閉じて歩き出す。
その様子から銀さんと新八は察し、神楽に(安いけど)かわいい傘を買ってあげる。
それから神楽はその傘で出かけるのが楽しくなり、雨が降れば嵐のような日ですら出かけ続け傘は穴だらけのボロ傘になってしまう。
神楽はその傘を銀さんと新八には見せないように隠すが、端切れ布で修繕し新たな顔の傘へと作り替え、再びお出かけに使う。
出掛けていると途中、雨宿りをしている子どもを見かけ、最初は通り過ぎるがやはりその子たちの前に傘を置き立ち去る。途中見つけたボロボロの骨組みだけのような傘を拾い、一応さして歩くが、周囲には嘲笑われる。
ところが銀さんと新八が現れ、傘に入れてくれるよう頼んできて最後3人でそのボロ傘に身を寄せ合う。
最初から最後まで全てが尊いですね!?
さらっと書いてしまってますが家でグダグダ梅雨の呼び方について話してる3人も好きですし、私はこの話を銀魂のインディペンデンスデイの話と普段読んでいます。もう10年以上前に作成した夢小説サイトもこれにあやかったサイト名つけてました。
そしてかわいい傘を持ってないこと、かわいくもなんともない傘を広げている自分が嫌で傘を閉じてしまうような乙女な神楽
察してかわいい傘を買ってくれてしかも素直に「欲しい」といえない神楽への対応も万全な銀さんと新八
傘が嬉しくてめちゃくちゃでかける神楽
傘を壊してしまったことを後ろめたく思っていそうな神楽、とその隠す動きのかわいさ
困っている人がいると手を差し伸べてしまう神楽の優しさ
最後本当は自分たちの傘を持っているのに神楽の傘に入る2人の優しさ
かわいい傘もいいけど、そもそも銀さんたちに買ってもらったから余計に大切な傘だったんだなあ…
万事屋3人でいれば、傘がどんなであろうと本当はどうでも良かったんだなあ…
と…染みる
梅雨はこの話を思い出して、幸せな気持ちになる季節でもありました。
ちなみに、アニメ版も音楽が効果的に使われていて大好きです。
また読み直そ