おちゃうけ

このブログはてぃーの個人的所感を雑多に記すだけのブログです。

唐突に呪術廻戦感想最新話までの範囲

チェンソーマンの感想もまとめたいところですがとりま最近呪術廻戦を1話から最新話まで読み返したので感想をざっくり綴っときたいと思います。
ネタバレあり

伏魔御廚子が頭から離れない
(以下伏魔御厨子)

自分でもツボがよくわからないのですが伏魔御厨子のビジュアル、語呂が好きですね。
厨子とは単純に台所という意味や天皇の食事等を司る所という意味らしいですね。
魔物のひそむ台所…うむ

その他

野薔薇周りで語られる女性には不利な差別的な部分を野薔薇がぶった斬ってくれるのが爽快。

  • 五条と夏油の過去編は読んでてつらい

もしもあの時夏油の心の闇に五条が気付いていたなら…と思ってしまう。
強者(呪術師)は弱者(非呪術師)を守るものという理想が強かったからこそ、現実の非呪術師の粗暴に精神的に負けてしまったんだろう…。
たぶん呪術師は強者、非呪術師は弱者という前提がいけなかった。善良な呪術師に害を成す非呪術師はその時点で弱者ではないですしね…。

また、非呪術師の利己的な考えにも嫌気を感じるのは自分が「命をかけて戦ってやってる」気持ちがあったからなんだと思う。
実際そうなんだけど。それをただ搾取された気持ち。きっと七海も同じようなことをサラリーマンしてた時にも感じてたんじゃないかな〜と思うなどした。
あとどうでもいいけど五条と夏油でイニシャル同じSGだな…と気づいてちょっと嬉しかった。

  • だがものすごくハマることはないかな?

まだわかりませんが、たぶん。
虎杖の性格が良い。鬼滅の炭治郎しかり、素直な良い子で善人って感じがするキャラクターが個人的に苦手なのかもしれない、と最近気づいた。
いい人だな〜とは思うけど…。

とりあえずざっくり感想は以上です。
続きはもちろん楽しみ!

(野薔薇生きててくれ〜)

感想:チェンソーマン第92話(wj2020年49号)

最新話を読んでない方にはネタバレ含む。



巻頭カラーでした。
9巻発売記念と「最終局面突入」記念…
やはりこの流れで最終回へと向かって行くのだと改めて突きつけられました。

コベニちゃんは酷い目にあっても生きてさえいれば少しはいいこともある、死んだら終わりだという価値観なのかな?と思った。
だからマキマに殺されるという話の直後に家族に連絡が取れず家族から離れられるという喜びの部分を見つけ出して精神を少しは保とうとしているように感じた。
コベニちゃん、元々兄の大学学費のために公安(でなければ風俗)で働かせられたんだもんね…
さておき

コベニちゃんの言葉にハッとしてるデンジ…
今まで自分の生活は普通じゃないと思っていたけど、案外普通でもあったと。
人の数だけ生き方はあるから同じ人生はないけど、生きてる以上大なり小なりアップダウンはあって…。
なんだかとてもいいシーンでした。


最後、チェンソーマンと口々に叫ぶ民衆の姿を見てデンジは何を思ったんだろう。
ファイアパンチじゃないけどチェンソーマンとしての自分という役割を演じようという気になったりとかするのかな。
今まではマキマ監督のもと演じさせられていたけど、自分で演じようとするのだろうか。
したところでまた誰かの掌の上かもしれないけど…。

最終局面、どうまとまるのか…その前にアニメ化して欲しい…

感想:チェンソーマン第91話(wj2020年48号)

最新号を読まれていない方にはネタバレします。




先週のとてもパワーらしいあっさりとした裏切りとは一変し、今までのデンジたちとの生活によって芽生えた感情、友情のためにデンジを守るパワーの姿に涙が出ました。

そしてこの回のパワーがデンジに血をあげるシーンが1話のポチタとの契約のシーンと完全にかぶり、余計に涙が…

コミックス1巻片手に並行して再度読むととても趣深いです。
そしてまた契約。
パワーとの契約は「パワーの血をもらうかわりにパワーを見つけにいく」こと。
死んだ悪魔は地獄で蘇る。
ということは地獄へパワーを探しに行くことになるのでしょうか。

地獄での再会がどのようなものになるのか、非常に楽しみですね。

感想:チェンソーマン第90話(wj2020年47号)

最新話の内容につきコミックス派の方および最新話未読の方にはネタバレを含みます。




パワーちゃーん!!


よかった!完全に死んでなかったんだね…!っと熱くなりましたね。
そして叶うことのないと思われていたパワーとポチタのやりとり。
以前デンジがパワーの血を飲まされていたのが一体どういう伏線なのかとワクワクしたものですが、ここで生きてくるとは!!


悪魔として復活したパワーちゃんかわいすぎだしとにかく最高でしたね。
久しぶりにチェンソーマンで声だして笑いました。(と思いましたがコベニちゃんのくだりで笑ってました)
ポチタにしたらよくない展開ですが、とてもパワーらしくて…。

しかしマキマさん、完全にゾンビも飼ってましたね。天使くんの能力も使うし(臓物の天使の輪から)、銃もよく使ってるし(マキマ銃気に入りすぎな気がする笑)…支配の悪魔強すぎ…。

パワーの裏切りにポチタがどうするのか、どうもできないのか、続きが楽しみです。
最後の2コマのポチタとパワーもとい血の悪魔かわいい…

感想:チェンソーマン第89話(wj2020年46号)

コミックス派の方、最新話をまだ読んでいない方にはネタバレを含みます!


そうきたか

たとえばデンジがゾンビ悪魔を倒した日、いや、それよりも早くマキマはチェンソーの悪魔の居場所は把握していたようだからもっと以前に、デンジの心臓になってしまう前にポチタを捕まえて戦えばよかったのにそうしなかった理由がわかりましたね。

その段階ではやはり戦っても勝てない可能性の方が圧倒的に高かった。勝てなくてもいい、食べてもらえるなら食べてもらいたいのに結局何度も食べてもらえなかった。
なら勝てる確率をあげるにはチェンソーマンを弱体化させるのがいい!
と言うことなんでしょう。

今までデンジを公安で働かせていたのはいい生活をさせることも目的ではあったけど、このチェンソーマンに対する人間が抱く恐怖を無くすためでもあったわけです。
おそろしいマキマ。


パワーがいなくなり、コベニちゃんが正ヒロイン化してますね笑

チェンソーマンは本当に倒されてしまったのだろうか。
マキマの天下になってしまうわ…どんな世界になるのか楽しみではあるけど…。
今後も期待!!

感想:チェンソーマン第86話(wj2020年43号)

コミックス派の方および週刊少年ジャンプ最新号掲載最新話を読んでない方にはネタバレがありますので嫌な方は見ないようにお願いします。


コベニちゃんが無事でよかった

やはり助けを求めた「悪魔」が殺されるにすぎないのでしょうか…あとは気に食わないものは切っちゃうのかな。
そして身体能力の高さが際立つコベニちゃん…なのになぜあんなドジをしたのか…ドジっ子の悪魔と契約でもしてたのかな笑


そして、ついに…
いつかまた出番があるのではないかと思われた、悪魔でも魔人でもない、悪魔の心臓を持つ人間が7人…。
しかもしっかり洗脳済みですね。
アキや暴力の魔人のようにただマキマに助けられたことは覚えており、アキのようにマキマに好意を持っている…。

さらに…まさかの7人…
マキマの飼ってた犬も7匹。
しかも黒4白3で数も一致…。
1匹の犬がサムライソードと似てるwなんて言われてましたが本当にそうだったのかもしれません。
では誰がティラミスでシュークリームなのか…

…レゼの生きた顔を見られて嬉しいような悲しいような…。
あとクァンシ、一応生きてるよ!岸辺隊長…!ただ殺そうとしてるマキマにベタ惚れさせられてるけど…。

相変わらず精神を休ませてくれないチェンソーマン…続きが楽しみですね…

チェンソーマン内の象徴:裏切りニャーコと忠誠の犬

コミックス派の方にはネタバレ要素を含みますので嫌な方は読まないようお願いします。
考察と呼べる代物ではありませんので期待せず読んで頂ければ。

いろいろ考えたことの発端

藤本タツキ先生は美術を学んだ方なので西洋画というか宗教画のような象徴(シンボル)による意味の示唆があるのではないかと思い、今回ニャーコと犬に絞り考えてみた。

裏切りニャーコ

私はニャーコのことは信じたいのでマキマによる盗聴もニャーコを介してされてないとは思っている。
猫には生命の象徴や魔女の使いといった意味もあり、また悪魔を表すこともあるとのこと。
今回は西洋絵画の象徴とは離れ、私はニャーコは裏切りの象徴(シンボル)だと推察する。

ニャーコの登場

パワーはデンジを裏切り、コウモリの悪魔にデンジを渡した。
また、コウモリはまずい血を飲まされたという理由でパワーを裏切りニャーコを飲み込んでしまう。もろ裏切り。

パワー不在の間に…

パワーが血抜きのためにしばらく留守にした後、パワーが帰ってきてもニャーコはデンジと寝ておりパワーに裏切り者と罵られている。
むしろここがニャーコ=裏切りであると定義付けているとすら思える。

レゼ編の終わりに

レゼと待ち合わせたカフェへ向かうべく家を出る時にニャーコが鳴く。
レゼと逃げる事は紛れもないデンジによるマキマや公安への裏切り行為に他ならない。

墓参り北海道旅行で

ニャーコは岸辺に預けました。
旅行から帰ってきたアキは、岸辺に4課の銃の悪魔討伐への不参加希望を伝えます。
おそらくアキのことをそこそこ骨のあるやつだと思っていたであろう岸辺にとってはやっぱり普通の人間だったというガッカリ感はあったかもしれない。
こじつけだが期待の裏切り…かもしれない。

忠誠の犬

犬は従順や忠誠の象徴(シンボル)
第1話の犬とチェンソーチェンソーチェンソーの悪魔であるポチタのこと、犬はデンジのことです。
デンジはその従順さが買われてヤクザのデビルハンターとして仕事をもらっていました。

その後も犬は世間的にも使われるような用法で所属する組織に繋がれて言うがままに動く者という意味で使われていますが、従順と同義でしょう。

第80話ではマキマの家に行くと7匹の犬がいます。
単純に支配の悪魔であるマキマは従順な犬が好きなのかとも思ったのですが、むしろチェンソーマンへの忠誠を表しているのかもしれません。
7匹なのはそれだけ強い忠誠の現れか、第83話の眷属の存在を示唆していたのか…と思いましたが眷属は8人でした。
もしかするとパワーの忠誠を表すのは犬ではなく、ニャーコ(裏切り)かもしれない…なんて妄想もできますが…。
(どこかでパワーがデンジに血を飲ませたのが生きて欲しいと願ってます笑)


今後ニャーコに出番はあるのか?
猫や犬の表現はあるのか?
全部妄想かもしれませんが注意して見ていきたいと思います…!

追記(2020/10/01)
マキマの飼ってた犬はどうやら最新話での最後に出てきたサムライソード、クァンシ、レゼ、その他不明4人でしたね…毛色まで一致なので間違いない。
ただ犬に変身なんてできるのか、単純にこの7人を示唆するための犬だったのか…
今後この7人の誰かをティラミスやシューちゃんなどとマキマに呼ばれたら熱いです。